平成24年 9月10日
(公社)全日本トラック協会
1 経緯
当協会の都道府県トラック協会からの出捐金による事業については、平成22年5月に行われた事業仕分けにおいて、「見直しを行う(透明性の確保)」との評価結果を受けた。この評価に対する取組として、当協会では、出捐金事業の透明性を高める観点から、外部有識者等による第三者評価機関の設置を行い、数値目標を取り入れた中期計画の策定、年次評価の実施、事業内容及び評価結果についての積極的な情報公開を実施することとした。
平成23年8月からこれまで3回の運輸事業振興助成交付金出捐金事業評価機関会議を実施し、評価基本方針、平成24年度から26年度までの中期目標及び中期計画の策定について審議をしてきたところである。
2 実績評価の概要について
(1)日時:平成24年8月30日(木) 13:30分~15:20分
場所:全日本トラック協会会議室
(3)評価対象
出捐金事業の平成23年度事業実績
ただし、平成23年度の事業は、中期計画期間内のものではないため、試行的な評価として実施されたものである。
(4)評価対象項目 9項目
(ⅰ)輸送の安全の確保①―交通事故防止
(ⅱ)輸送の安全の確保②ー労災事故防止
(ⅲ)環境の保全①-CO2削減
(ⅳ)環境の保全②-NO2・SPM削減
(ⅴ)事業適正化①-巡回指導
(ⅵ)事業適正化②-安全性評価事業
(Ⅶ)輸送サービス改善・向上① ―引越事業等の苦情対策
(Ⅷ)輸送サービス改善・向上② ―情報技術の活用、経営基盤の強化等
(Ⅸ)災害時緊急輸送体制の整備
(5)評価の方法
A、B、Cの3段階評価
A:中期目標の達成に向けて優れた実施状況にあると認められる。
B:中期目標の達成に向けておおむね順調な実施状況にあると認められる。
C:中期目標の達成に向けて順調な実施状況になく、事業の見直し等が必要である。