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HOME > 会員の皆様へ > 安全対策 > セミトレーラ等の積載条件の緩和に伴う積付け・固縛方法の事例
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HOME > 会員の皆様へ > 安全対策 > セミトレーラ等の積載条件の緩和に伴う積付け・固縛方法の事例

セミトレーラ等の積載条件の緩和に伴う積付け・固縛方法の事例

 国土交通省では平成15年10月、セミトレーラ等の積載条件(車両総重量)を見直し、長大または超重量で分割不可能な単体物品に加え、分割可能な貨物(バラ積)についても、特例8車種〔バン型、タンク型、幌枠型、コンテナ型、自動車運搬型、スタンション型、あおり型、船底型〕に限り、車両総重量36トンを上限として基準緩和の認定が可能となりました。
 そこで、当協会としては安全輸送の徹底を図るため、とりあえず代表的な3事例について、積付け・固縛方法の見直しを行い、ホームページに掲載いたしました。

代 表 事 例

  • ◎ スタンション型
     【事例1】スタンション型「H型鋼」
     【事例2】スタンション型「棒 鋼」
  • ◎ 船 底 型
     【事例3】船底型「コイル」

【事例1】スタンション型「H型鋼」

積荷 H型鋼 荷姿 裸及び仮結束
車種 セミトレーラ 積付け方法 縦積み
積荷重量 30t 荷台構造 スタンション付
保定器具
荷締機 1.5t 以上
ワイヤロープ 14mm以上×10箇所
当て物 当てゴム・敷ゴム
ヤワラ
当て金
前当て材

台木
台 木 (60mm角以上)
マンボ (60mm角以上)
間隔材 (隙間に合ったサイズ)

積付け方法 知識・急所
(1) 台木を荷台横方向に置く (1) 台木間は3m以内のピッチとし、製品の曲がりを防止する
(2) 台木には敷ゴムを敷き、側面のスタンションに当てゴムを当てる (2) 製品との摩擦係数を高め飛び出しを防止する
(3) 荷台前部のスタンションに製品を当てる場合は、スタンションと製品の間に前当て材(面材)を入れる (3) 前部飛び出し防止のため
(4) 製品は長手中心から左右等間隔位置に側面のスタンションが掛かるように、また、荷重バランスを考慮し片荷にならないよう積込む。ワイヤロープの抜きスペースが必要な場合は、吊荷単位毎に間隔材を入れる

(4) 積荷に2対以上の側面のスタンションをバランスよく掛けることで落下を防止する
※ 2段積以上する場合は台木と同位置にマンボを敷き、製品の曲がりを防止する。また、長尺や重い製品は下積みにし、積荷と車両の安定性を高める

(5) ワイヤロープと荷締機で積荷を固定する (5) ワイヤロープと荷締機の下には当てゴムを当て、荷ズレを防止する。また、ワイヤロープと製品間に隙間が生じた場合はマンボや当て物で隙間を埋め、固縛が効くように補正する


積付け固縛要領図



【事例2】スタンション型「棒 鋼」

積荷 棒鋼(一般鋼材) 荷姿 裸(結束)
車種 セミトレーラ 積付け方法 縦積み(結束)
積荷重量 30t 荷台構造 スタンション付
保定器具
荷締機 1.5t 以上
ワイヤロープ 14mm以上×12箇所
当て物 当てゴム・敷ゴム
ヤワラ
当て金

台木
台 木 (60mm角以上)
マンボ (60mm角以上)
間隔材 (隙間に合ったサイズ)

積付け方法 知識・急所
(1) 台木を荷台横方向に置く (1) 棒鋼のサイズにより台木のピッチを変え、製品の曲がりを防止する
(2) 台木には敷ゴムを敷き、側面のスタンションに当てゴムを当てる (2) 製品との摩擦係数を高め飛び出しを防止する
(3) 荷台前部のスタンションに製品を当てる場合は、スタンションと製品の間に前当て材(面材)を入れる (3) 前部飛び出し防止のため
(4) 製品は長手中心から左右等間隔位置に側面のスタンションが掛かるように積込む。

(4) 積荷に2対以上の側面のスタンションをバランスよく掛けることで落下を防止する
※ 2段積以上する場合は台木と同位置にマンボを敷き、製品の曲がりを防止する。また、長尺や重い製品は下積みにし、積荷と車両の安定性を高める

(5) ワイヤロープと荷締機で積荷を固定する (5) ワイヤロープと荷締機の下には当てゴムを当て、荷ズレを防止する。また、ワイヤロープと製品間に隙間が生じた場合はマンボや当て物で隙間を埋め、固縛が効くように補正する


積付け固縛要領図



【事例3】船 底 型「コイル」

積荷 幅広コイル 荷姿 裸及び紙梱包
車種 セミトレーラ 積付け方法 縦積み(鉄砲)
積荷重量 30t 荷台構造 船底型(スタンション付)
保定器具
荷締機 1.5t 以上
ワイヤロープ 14mm以上×12箇所
当て物 当てゴム
敷ゴム
ヤワラ
当て金

台木
コイル台木 (150mm角以上)
マンボ (調整幅によって決める)
間隔材 (隙間に合ったサイズ)

積付け方法 知識・急所
(1) 荷台前部にスタンションを立てる (1) コイル前方への移動防止
(2) コイルの径に合わせてコイル台木を左右に置く(船底型でない場合は必ず実施する) (2) センターを合わせ、コイルと荷台の隙間が3~5cmになるように調整する
(3) 荷台の左右にスタンションを立てる (3) コイル台木の側面広がり防止のためコイル台木とスタンションの位置が合わない場合はマンボを入れて調整する
(4) コイルの下に敷ゴムを2箇所以上敷く
(5) 荷台前部のスタンションに合わせて前面抑え台木を置く (5) スタンションに直接コイルを当てる場合はスタンションに当てゴムを取り付ける
(6) コイルを2点支持で積付ける

(7) コイルの間に移動防止用の間隔材を入れる


(8) コイルとワイヤロープの接触部分には当て物を入れる (8) 荷締機フックが製品に直接当たらないように注意する
(9) ワイヤロープと荷締機でコイルを固定する (9) 台車のロープフックに、荷締機フックを直接かけない


積付け固縛要領図


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