貨物自動車運送事業輸送安全規則の一部を改正する省令について
令和元年5月31日
トラックドライバーの長時間労働の是正と適正取引構築のため、貨物自動車運送事業輸送安全規則の一部が改正され、令和元年6月15日より、車両総重量8トン以上又は最大積載量5トン以上のトラックに乗務した場合に、集貨地点等で荷役作業又は附帯業務を実施した場合についても乗務記録の記載対象として追加します。
1.乗務記録への記録対象として追加する内容
(1)対象車両
車両総重量が8トン以上又は最大積載量が5トン以上の車両に乗務した場合
(2)対象作業
①荷役作業(例)積込み、取卸し
②附帯業務(例)荷造り、仕分、横持ち・縦持ち、棚入れ、ラベル貼り、はい作業
※ 契約書に実施した荷役作業等の全てが明記されている場合は、所要時間が1時間未満であれば荷役作業等についての記録は不要です。
2.施行日
令和元年6月15日(土)
トラックドライバー長時間労働の是正・コンプライアンスの確保を図るため、荷役作業・附帯業務は、記録の義務付けを開始します。(国土交通省)
【 改正概要リーフレット 】
国土交通省と連携して、改正内容や乗務記録付票への記載例を紹介した改正概要リーフレットを作成いたしましたので、ご活用ください。
片面印刷 ( 表面 裏面 )
両面印刷
また、国土交通省・厚生労働省では、荷主企業及び荷主団体に協力依頼文書及び同リーフレットを送付しました。
荷主企業・荷主団体への協力依頼
【 荷待時間・荷役作業等記録票(サンプル) 】(6月10日更新)
Excel版
PDF版
様式(記載の例)
【 Q&A 】
荷役作業等の記録義務付け(貨物自動車運送事業輸送安全規則の一部改正)に関するQ&A集(国土交通省)
【 パブリックコメント結果 】
貨物自動車運送事業輸送安全規則の一部を改正する省令案に関する意見募集結果について(e-Gov)
【 関連リンク 】
乗務記録の記載対象となる荷待時間・荷役作業等について(国土交通省)