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ホイール・ボルト折損等による大型自動車等の車輪脱落事故の防止等について(国土交通省)
国土交通省自動車局整備課長から、別添のとおり、「ホイール・ボルト折損等による大型自動車等の車輪脱落事故の防止等について」(平成29年11月14日付、国自整第213号)通達が発出されました。
本通達によれば、平成28年度には、大型自動車のホイール・ボルト折損等による車輪脱落事故が56件と、前年度と比較して15件増加(36.6%増加)しており、この事故原因を分析したところ、ホイール・ナットの不適切な締め付けや、ホイール・ボルト及びナットの経年劣化が疑われるものが多くを占めていました。
また、本年10月18日、岡山県内の中国自動車道において大型トラックのスペアタイヤが脱落し、これに乗り上げた大型トレーラが横転し、2名が死亡する事故が発生したことを受け、スペアタイヤを車両へ固定する構造・装置について、腐食等による損傷や緩みがないかの点検を実施するよう求めています。
つきましては、本趣旨をご理解のうえ車輪脱落事故防止等に努めていただきますようお願いいたします。