平成30年度「トラック運送業界における点検整備推進運動」について
平成30年7月26日
強化月間
◆全国統一の強化月間:9月1日(土)~9月30日(日)
◆地方独自強化月間 ※
トラック輸送は、今や国民の生活や経済に不可欠な存在である。一方、トラックによる交通事故は重大事故に繋がることが多く、昨年10月には脱落したスペアタイヤに起因する死亡事故も発生しており、車輪脱落事故や不具合等による事故防止をはじめ、環境面においても排出ガスによる大気汚染や地球温暖化問題への対応が求められている。
さらに、日常点検、定期点検などによる点検・整備の実施が義務付けられているものの、その実施状況は必ずしも十分とは言えず、また、平成30年10月1日には車両総重量8トン以上のトラックのスペアタイヤ等が新たに3ヶ月毎の定期点検項目に追加されるなど、不正改造の防止とともに、確実な点検整備の実施を徹底して行く必要がある。
このため、平成30年度「トラック運送業界における点検整備推進運動」実施要領により、不正改造の防止とともに確実な点検整備の実施を徹底をしてください。
※「地方独自強化月間」とは、地域事情に応じて各都道府県トラック協会が独自に設定する1ヶ月間をいう。
平成30年度「トラック運送業界における点検整備推進運動」実施要領
◆事業用トラックを50両以上保有する事業者の方へ(「重点点検」の実施)
事業用トラックを50両以上保有する事業者においては、別途、重点点検期間中(9月~11月)に定期点検を行う大型自動車について、「重点点検項目」の点検結果を各運輸支局等に報告する必要があります。
平成30年度自動車点検整備推進運動における大型自動車の重点点検の実施要領(国土交通省)
重点点検報告様式
〔記入例〕重点点検報告