トラック運送業界の環境ビジョン2030 ~2050年カーボンニュートラルに向けて~
トラック運送事業者用 CO2排出量簡易算定ツール
トラック運送業界の環境ビジョン2030 《サブ目標2》
「トラック運送業界の環境ビジョン2030」では、運送事業者が自社の事業用トラックのCO2排出量を把握することを「サブ目標2」として掲げています。
各事業者がCO2排出量を簡易に算定できるツールを作成しましたので、今後の具体的な行動につなげるため、自社の実態を把握しましょう。
1.「使い方マニュアル」で全体のながれとツールの使い方を把握しましょう
CO2排出量の算定にとりかかる前に、まず「使い方マニュアル」をお読みください。自社で把握しているデータの内容と精度(詳しさ)によって3つのステップに分け、それぞれのステップに応じた帳票フォーマットを使用して自社のCO2排出量を把握するしくみです。
令和5年6月公表の「Ver.2」から複数のバージョンを掲載していますが、「排出係数」等が順次変更されていますので、同じ条件で過去年と当年を比較するためには、初年度に使用したバージョンを翌年以降も使用してください。
これから新たに取り組みを始める場合は、最新のバージョンを使用してください。
2. 自社に適した帳票フォーマットをつかってCO2排出量を算出しましょう
自社の持つデータの種類によって、算定に使用する「帳票フォーマット」が分かれます。「使い方マニュアル」の「ステップ判定フローチャート」と「シート選択フローチャート」の結果から自社に適した帳票をダウンロードし、「記載例」を参考にしながら、データを入力しましょう。
「使い方マニュアル」と同じく、同じ条件で過去年と当年を比較するためには、初年度に使用したバージョンを翌年以降も使用してください。
これからあらたに取り組みを始める場合は、最新のバージョンを使用してください。
Ver.4(令和7年3月) NEW
【Ver.3からの変更点】
電動車両は運行時にCO₂を排出しないため、CO₂排出係数を「0.000438t- CO₂/kWh」から「0t- CO₂/kWh」に変更しました。そのほか、使い勝手の改善のための軽微な体裁の変更をおこなっています。
これからあらたに取り組みを始める場合は、このVer.4を使用してください。
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