交通安全・省エネトラック授業(香川県トラック協会)
香川県トラック協会では、香川県内の小学校3~4年生の児童を対象に、「交通安全・省エネトラック授業」を開催している。トラックを実際に使用して、参加児童に交通安全と交通分野の省エネおよびエコロジーについて学習してもらうことを目的としている。
年間に4校で開催し、開催校は公募により決定している。主な授業内容は以下の通りとなっている。
①内輪差の体験
②停止距離の体験
③参加児童によるトラック綱引き
④省エネと環境に関する紙芝居
⑤トラックの死角体験
⑥シートベルトの着用体験
授業終了後の子供たちのインタビューおよびアンケートでは、「トラックが大きくてパワーもあって驚いた」、「車のそばでは遊ばないようにしたい」、「シートベルトをしていないと危険であることがわかった」など、交通安全への理解を深めた様子だった。
- 児童とトラックの綱引き
- トラックの死角体験
省エネ運転実践講習会(香川県トラック協会)
香川県トラック協会では、燃費の向上だけでなく、地球温暖化防止にも貢献でき、安全運転にもつながる省エネ運転を促進することを目的に、会員事業者に勤務するドライバーを対象とした「省エネ運転実践講習会」を開催しています。
講習会は、共催者の四国交通共済協同組合を会場として、年間7回程度開催されています。講習会では、始めに参加ドライバーが「いつもの運転」で実車走行して燃費を計測し、座学で省エネ運転方法の説明を受けた後、「省エネ運転」で同様に実車走行による燃費計測を行い、講習前後の燃費を比較します。こうすることによって、参加ドライバーが省エネ運転による燃費改善効果を実感できるシステムとなっています。
参加したドライバーからは、「省エネ運転を実践することで、気持ちにゆとりが生まれるような気がした」、「慣れるのに時間はかかりそうだが、やって損はないと思う」などの声が聞かれ、省エネ運転への意識向上につながっています。
- 座学の様子
- 省エネ運転による実車走行の様子